こんにちは!
KAMADOKIプログラムスタッフの一瀬です。
今回は、9月25日にオンラインで行われた「みやこKAMADOKIプログラム2021 成果報告会」についてお伝えします。
みやこKAMADOKIプログラム2021は、7月のキックオフイベントからスタートし、8月と9月の夏休み期間を通してSDGsの視点から社会課題を解決するための企画・提案・発信を、大学生がカウンターパートの企業や団体と行うプログラムとなっています。
みやこKAMADOKIプログラムとは
SDGsを達成するためのネットワーク形成を目的とした実践型プログラムです。
多様な受講生から作るチームプロジェクトを主軸にし、チームメンバーと協働して、社会課題を解決するために必要なマインドとスキルを実践的に身に付けることを目指します。
>>みやこKAMADOKIプログラム2021プログラム説明ムービー
本イベントでは、SDGs Studios +( プラス)コースとSDGs Actsコースの学生が約2ヶ月間の活動を通して考えたSDGsの達成に向けた提案を行います。それぞれのコースで実践したSDGs達成に向けたアクションをさらなる発展につなげること、そして、ご参加いただいた皆様との共有し意見交換を行うことを目的として開催しました。
受講生の発表の様子など、成果報告会全体のアーカイブ映像も公開しておりますので、是非ご覧ください。
SDGs Studios+(プラス)コース
受講生による成果発表は「SDGs Studios+(プラス)コース」から行われました。このコースでは、京都の企業やNPO団体にインタビューを行い、SDGsの観点から記事作成、アクションの発信を行うものです。今年度のスタジオコースでは、講師に朝日新聞社の外園さまをお招きし、オンラインにて取材のコツや文章の書き方についてレクチャーをしていただき、成果報告会まで記事の添削などのブラッシュアップを重ねてきました。
それぞれの関心のある分野での取材を行い、感じたことや新しい発見を共有していただきました。今回は全てがオンラインでの取材でしたが、それを感じさせないほどの取材内容とメッセージでした。
作成された記事はこちらからご覧いただけます>>準備中(後日公開)





SDGs Acts コース
続いて「SDGs Acts」コースの発表が行われました。このコースでは、企業や団体、地域が抱える社会課題に対し、様々なアプローチで解決策を企画提案するものです。今年度のアクトコースでは、「クリエイティブ・エコロジー・グローバル」の3つのコースに分かれて活動を行いました。実際にインタビューをしたり、ツールを制作するなど実践的にオンラインを活用して活動を行いました。
3つのコースに分かれ、それぞれが実際に行動に移し、そこで得た考察を共有されました。オンラインならではの多様な解決策を提案していていただきました。



講評
発表後には、以下の3名の方から講評をいただきました。
赤澤清孝様(大谷大学准教授)より、「短い期間且つオンラインの中での難しい環境での実施だったが、それぞれ次の一歩に繋がるような活動で良かった。大きな変化を与えることは難しいが、自分自身と身の回りの10人を変えるには何ができるのかから変えていくと、具体的なアクションにつながっていくと思う。」
上田隼也様(一般社団法人インパクトラボ・代表理事)より、「スタジオコースでの今からでもできるアクションを考えることができたのは良かった。アクトコースでも今後の活動につながるものが多かったと思う。オンラインでの活動によって、実際に訪問できないこともあったり、他の参加者と交流できなかったりしたとは思うが、今後の状況を見て、ぜひ仲間に声をかけて、実際に足を運んでほしい。」
岡田博史様(京都市 総合企画局 総合政策室SDGs市民協働推進部長 )より、「とても勉強になった。SDGsという目標は目新しいことではなく、以前から言われている文化に通じるものだと思う。今までの生活文化を見つめ直すこと自体がSDGsだと感じた。また皆さんのお話を聞き、コミュニケーションがとても大事な要素だと感じた。」
さいごに
みやこKAMAOKIプログラムは、SDGsを達成するためのネットワーク形成を目的とした実践型プログラムでした。
大学や学科の枠を超えた受講生から作るSDGs Studios +( プラス)コースとSDGs Actsコースでの、約2ヶ月間にわたる活動が、社会課題を解決するために必要なマインドとスキルを実践的に身に付けるに繋がったたのではないでしょうか。
本プログラムのみで活動を終えるのではなく、今回をきっかけに始まったSDGsやESGに関するプロジェクトや学びの場・大学間を超えた学生同士の交流を続けてほしいと感じました。学生の町と言われている京都から、ユース世代による社会活動が活発になればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
